ふれいざー 経済生活 第二話

第2話
永遠の資産、金の話 その1
13世紀、マルコポーロは、東方見聞録で「黄金の国、ジパングは、東の海上に浮かぶ島国で莫大な金を産出し、宮殿や家は黄金でできている。」と記した。後にその富を求めて、コロンブスも大航海に出たといわれる。金はエジプト、メソポタミアの古代財宝以来、数千年の昔から人々を魅了し続けてきた。
金の歴史は、世界支配の歴史でもある。金を持つ者が世界を支配し、19世紀までは金が世界支配者の象徴であった。
第二次大戦後、ブレトン・ウッズ体制が創設され、新たな金本位制が始まった。
金の価値を1トロイオンス(31.1g)35ドルに固定し、それに対し各国通貨の交換比率を定めた。この固定相場制のもとで、日本円は1ドル=360円に固定された。この体制下で西側諸国は、史上類を見ない高度成長を実現。特に、日本のバブルは「東洋の奇跡」といわれるほど驚異的だった。世界の経済、貿易、財政の規模が著しく増大した結果、金の供給量が経済規模の増大に見合わなくなり金本位制は行き詰まった。1971年にニクソン・ショックにより米はドルと金の交換を停止した。今では金本位体制は机上の空論といわれている。更に1973年には変動相場制に移行、ブレトン・ウッズ体制は完全に終結した。
1973年時点で、金は1トロイオンス97.2ドルだった。1グラムに換算すると約1000円。現在は、1グラム4000円以上。円の価値では4倍以上。1トロイオンスでは、1800ドルを超え、ドルベースでは20倍になった。
金価格は1980年の旧ソビエト軍のアフガニスタン侵攻時に一挙に、過去最高値875ドルをつけたが、その後、急落、米ドル一辺倒の時代が2000年初頭まで続く。
1990年代、米の音頭で、日欧の中央銀行に利子や配当を生まない金を売却し、高金利で価値も安定していた米国債や米ドルに乗り換える動きが広がった。欧州の中央銀行が金を大量に売却し、ドル・ユーロへシフトした結果、金価格は250ドルまで急落。その中で頑固、手放さなかったのは、独と仏だった。当の米国は他国に金売りを指示しながら、絶対に自国の金を手放さなかった。日本も含め、多くの中央銀行は平均300ドル程度で大量の金を放出した。今になって、金を高値、1500ドル以上で買い戻すはめになった。英中銀が1999年「金を415トン売却する」と発表し市場に動揺が広がった。英国は金本位制で世界の金融市場を支えた大英帝国時代の歴史があるだけに、その英国にまで「金離れ」が波及したとの見方が広がった。その後、「けた外れの安値で売った」として英政府は厳しく批判された。その頃、日本では店頭価格が1グラム1000円の大台を割ったこともあり、貴金属店の店頭は行列ができ個人投資家の金買いブームに火がついた。
その後ますます米のドル基軸制は確固たる地位を確立し、世界的経済成長とともにドルは金地金を凌駕した。米は紙切れを発行するだけの通貨発行権だけに甘んじることなく、金地金の保有高も現在も世界一の水準にある。
2001年9月の米同時テロの後から金価格の上昇が始まった。この頃から米の金融バブルに乗って商品価格は全面高になり、原油は2008年1月に史上初1バレル100ドルを付けた。とりわけ2005年以降の5年間だけで、1トロイオンス400ドルから1200ドルへ3倍に上昇した。
2008年9月に米のリーマンショックで、株式、商品相場が暴落したが、その後、金は通貨量の増大と連動し急上昇を続けたのは周知のとおりだ。
ニューヨークの金相場は2011年9月6日に1トロイオンス=1920ドル台の過去最高値を更新。現在も過去最高水準の1600ドル台で推移。金価格急騰は、ここ数年の世界的な金融危機と国家財政危機、基軸通貨ドルをはじめとするペーパーマネーの信用急落を受け、現物資産、金に急速に資金が流れているためだ。
1オンス1500ドルでも歴史的高値圏なのだが、今や、1500ドルがレンジの下限になってしまった。
海外の金需要が旺盛な理由について実質金利が大きく影響している。世界最大の金生産国であり輸入大国でもある中国の場合、インフレ分を差し引いた実質金利はマイナス状態。銀行に預金しておくだけでは資産は目減りしてしまうため、資金はより高い投資リターンを求めて金に向かう。
金が11年も続けて上昇し続けるのは、金が商品で唯一、通貨の性格を持つ影響が大きい。
現在の世界の国別公的部門の金保有量は米が断然トップ。
1.米 約9千トン、2.独3.8 千トン3.IMF 3.1千トン 4.伊2.7 千トン5.仏2.7千トン 6.中国1.2 千トン7.スイス1.2千トン 8.ロシア900トン9.日本850トン   16.英国310トン
独や伊など欧州諸国が金を大量に保有している。財政危機にあるはずの伊が、意外にも多くの金を保有にはびっくり。日本は最近ロシアに抜かれた。英と日本は案外、少ない。もう少し多くてもいいのではないかと思うが、日本は、かつて「黄金の国」といわれたぐらい、昔は金が大量に出たにもかかわらず、今はかなり、さみしい数字だ。
第2話
永遠の資産、金の話 その2
世界の金の保有量は16万トンと言われている。量にするとオリンピックプール3杯分程度となり、金額に換算すると、約640兆円(1g=4,000円換算)となる。
日本国の借金1000兆円であるから、世界にはそれよりも少ない金資源しか存在していないことになる。
16万トンの内訳は、宝飾品:8万4千t、民間投資用:3万t、公的保有:2万9千t、となっており、宝飾品が全体の約半分を占めている。
金の埋蔵量は残り7万6千tと言われており、現在のペースで掘れば、約25年で掘りつくされる計算だ。
国家・中央銀行などの準備金、公的保有量は、約2万9千t。特にアメリカの保有量は9千tと全体の30%を占め、群を抜いている。
今、欧州債務危機に抜本的な解決が見いだせない状況の中で、今後の金価格はどうなるのだろうか?
米ドルの世界覇権の対抗馬として欧州勢が団結、ドルに替わるべくユーロは、1999年華々しいデビューを飾った。産油国もユーロでの決済を要求するほど一時は強勢を誇ったが、10年経った今、ユーロは存亡の危機に瀕している。ずっと戦争を繰り返していた国々が仲良く、同じ通貨を使うことで領域内経済力も活性化されたが、経済格差のある国まで次々入りだし、身分不相応の共通通貨を持つにいたりほころびが出だした。結局、ユーロはユートピアだったのか。
欧州債務危機でユーロは売られるばかり。円は今は買われているが、長期的には災害と高齢化、国家財政破綻で暴落するかもしれない。スイスフランは高くなりすぎ、ユーロにペッグしてしまった。世界には安心して買える通貨がなくなった。余りにも巨額なお札が乱発されたため、紙幣の価値が下がり、リスクヘッジとして金が買われている。
ドルの信用度は高いとはいえないが、ユーロからドルへの資金移動が顕著だ。欧州から資金が米ドル、米国債に向かい、金、銀の現物資産にシフトする。金は唯一の将来のインフレヘッジとみなされ今後も上昇が予想される。
金本位制がくずれて40年、経済が行きづまればお金を印刷、すなわち、財政赤字が増大する。お札が垂れ流された結果、より高いリターンを求めて世界中をかけめぐり、あちこちでブーム/バストを引き起こす。行き場のないお金が金、銀に向かうという構図だ。
米国は唯一の世界の基軸通貨としてドルの増刷を続ける。ドルにかわる通貨がないので、ドルの地位は揺るぎない。ユーロにはそれを支える強大な国家権力がない。金5千年の歴史、米にはドル200年の歴史と世界一の軍事力がある。その上、旧共産圏、中東もドル体制に組み込まれた。これも米が冷戦に勝利した産物といえるのか。米は財政、貿易の赤字を垂れ流したが、その結果としてドルが世界に流出し、新興国、特に中国の経済成長を助けた。
欧州の不透明感が続く限り、ドルやユーロが売られ、破綻懸念とは無縁な金に資金が流れ込む動きが続くだろう。今後、更に上値を追い、2200ドルを付ける可能性もあると予想される。
最大の金消費国である中国やインドは高インフレに悩まされており、資金が金に流れやすい状況が続く。新興国が外貨準備として年間500トン前後の金を購入しており、これが金価格の長期上昇トレンドを支える要因だ。
去年8月、中国が2.8兆円規模の米国債を売り越した。米ドルを売って何を買うのか。今まではユーロにシフトしていたが、欧州危機で円と金への分散運用を強めている。外貨準備としての金保有量は、2000年には400トンであったが現在は1200トンと3倍に増加。インド、中国の2カ国で年間金生産量2800トンの6割の買い占めだ。
金は短期的には乱高下を繰り返すが、長期的には右肩上がりのトレンドが続くと見られる。高値になると欧米の投資家が売りを出し、アジアの実需が押し目で買いを入れるというパターンだ。
数年後には日本の債務危機が世界の金価格を左右する時代が来るかもしれない。円の暴落には金保有は有効なリスクヘッジだと考えられる。
金は世界中どこでも売れ、ドルなどの通貨に替えられる。「世界に通用するおカネ」として普遍的な価値を持っており、株式、債券は“紙くず同然”になる得るリスクがあるが、金の価値がゼロになることはない。逆に永遠の輝きが増す安全資産というのが最大の魅力だ。
金投資のポイントは短期的には金のETF購入、長期的には金現物保有か金、資源物の投資信託での資産運用がお勧めといえる。

第2話 永遠の資産、金の話 その1 (2012年2月号)

13世紀、マルコポーロは、東方見聞録で「黄金の国、ジパングは、東の海上に浮かぶ島国で莫大な金を産出し、宮殿や家は黄金でできている。」と記した。後にその富を求めて、コロンブスも大航海に出たといわれる。金はエジプト、メソポタミアの古代財宝以来、数千年の昔から人々を魅了し続けてきた。

金の歴史は、世界支配の歴史でもある。金を持つ者が世界を支配し、19世紀までは金が世界支配者の象徴であった。

第二次大戦後、ブレトン・ウッズ体制が創設され、新たな金本位制が始まった。

金の価値を1トロイオンス(31.1g)35ドルに固定し、それに対し各国通貨の交換比率を定めた。この固定相場制のもとで、日本円は1ドル=360円に固定された。この体制下で西側諸国は、史上類を見ない高度成長を実現。特に、日本のバブルは「東洋の奇跡」といわれるほど驚異的だった。世界の経済、貿易、財政の規模が著しく増大した結果、金の供給量が経済規模の増大に見合わなくなり金本位制は行き詰まった。1971年にニクソン・ショックにより米はドルと金の交換を停止した。今では金本位体制は机上の空論といわれている。更に1973年には変動相場制に移行、ブレトン・ウッズ体制は完全に終結した。

1973年時点で、金は1トロイオンス97.2ドルだった。1グラムに換算すると約1000円。現在は、1グラム4000円以上。円の価値では4倍以上。1トロイオンスでは、1800ドルを超え、ドルベースでは20倍になった。

金価格は1980年の旧ソビエト軍のアフガニスタン侵攻時に一挙に、過去最高値875ドルをつけたが、その後、急落、米ドル一辺倒の時代が2000年台初頭まで続く。

1990年代、米の音頭で、日欧の中央銀行に利子や配当を生まない金を売却し、高金利で価値も安定していた米国債や米ドルに乗り換える動きが広がった。欧州の中央銀行が金を大量に売却し、ドル・ユーロへシフトした結果、金価格は250ドルまで急落。英国はかって、金本位制で世界の金融市場を支えた大英帝国時代の歴史があるだけに、その英国にまで「金離れ」が波及したとの見方が広がった。その中で頑固、金を手放さなかったのは、独と仏だった。当の米国は他国に金売りを指示しながら、絶対に自国の金を手放さなかった。日本も含め、多くの中央銀行は平均300ドル程度で大量の金を放出した。今になって、金を高値、1500ドル以上で買い戻すはめになった。英中銀は1999年- 2002年にかけて、英国の金保有量の半分以上の 395トンを20年来の最安値平均$275で売却した。その後、金価格は底値での売り値の7倍にまで上昇した。この英の大量金売りは英大蔵大臣ブラウンの最大の誤算といわれ、納税者に$19Bもの損をさせたとされ、大変な物議をかもした。その頃、日本では店頭価格が1グラム1000円の大台を割ったこともあり、貴金属店の店頭は行列ができ個人投資家の金買いブームに火がついた。

その後ますます米のドル基軸制は確固たる地位を確立し、世界的経済成長とともにドルは金地金を凌駕した。米は紙切れを発行するだけの通貨発行権だけに甘んじることなく、金地金の保有高も現在も世界一の水準にある。

2001年9月の米同時テロの後から金価格の上昇が始まった。この頃から米の金融バブルに乗って商品価格は全面高になり、原油は2008年1月に史上初1バレル100ドルを付けた。とりわけ2005年以降の5年間だけで、1トロイオンス400ドルから1200ドルへ3倍に上昇した。

2008年9月に米のリーマンショックで、株式、商品相場が暴落したが、その後、金は通貨量の増大と連動し急上昇を続けたのは周知のとおりだ。

ニューヨークの金相場は2011年9月6日に1トロイオンス=1920ドル台の過去最高値を更新。現在も過去最高水準の1600ドル台で推移。金価格急騰は、ここ数年の世界的な金融危機と国家財政危機、基軸通貨ドルをはじめとするペーパーマネーの信用急落を受け、現物資産、金に急速に資金が流れているためだ。

1オンス1500ドルでも歴史的高値圏なのだが、今や、1500ドルがレンジの下限になってしまった。

海外の金需要が旺盛な理由について実質金利が大きく影響している。世界最大の金生産国であり輸入大国でもある中国の場合、インフレ分を差し引いた実質金利はマイナス状態。銀行に預金しておくだけでは資産は目減りしてしまうため、資金はより高い投資リターンを求めて金に向かう。

金が11年も続けて上昇し続けるのは、金が商品で唯一、通貨の性格を持つ影響が大きい。

現在の世界の国別公的部門の金保有量は米が断然トップ。

1.米 約9千トン、2.独3.8 千トン3.IMF 3.1千トン 4.伊2.7 千トン5.仏2.7千トン 6.中国1.2 千トン7.スイス1.2千トン 8.ロシア900トン9.日本850トン   16.英国310トン

独や伊など欧州諸国が金を大量に保有している。財政危機にあるはずの伊が、意外にも多くの金を保有するのにはびっくり。日本は最近ロシアに抜かれた。英と日本は案外、少ない。もう少し多くてもいいのではないかと思うが、日本は、かつて「黄金の国」といわれたにしては、今はかなり、さみしい数字だ。

第2話

永遠の資産、金の話 その2

世界の金の保有量は16万トンと言われている。量にするとオリンピックプール3杯分程度となり、金額に換算すると、約640兆円(1g=4,000円換算)となる。

日本国の借金1000兆円であるから、世界にはそれよりも少ない金資源しか存在していないことになる。

16万トンの内訳は、宝飾品:8万4千t、民間投資用:3万t、公的保有:2万9千t、となっており、宝飾品が全体の約半分を占めている。

金の埋蔵量は残り7万6千tと言われており、現在のペースで掘れば、約25年で掘りつくされる計算だ。

国家・中央銀行などの準備金、公的保有量は、約2万9千t。特にアメリカの保有量は9千tと全体の30%を占め、群を抜いている。

今、欧州債務危機に抜本的な解決が見いだせない状況の中で、今後の金価格はどうなるのだろうか?

米ドルの世界覇権の対抗馬として欧州勢が団結、ドルに替わるべくユーロは、1999年華々しいデビューを飾った。産油国もユーロでの決済を要求するほど一時は強勢を誇ったが、10年経った今、ユーロは存亡の危機に瀕している。ずっと戦争を繰り返していた国々が仲良く、同じ通貨を使うことで領域内経済力も活性化されたが、経済格差のある国まで次々入りだし、身分不相応の共通通貨を持つにいたりほころびが出だした。結局、ユーロはユートピアだったのか。

欧州債務危機でユーロは売られるばかり。円は今は買われているが、長期的には災害と高齢化、国家財政破綻で暴落するかもしれない。スイスフランは高くなりすぎ、ユーロにペッグしてしまった。世界には安心して買える通貨がなくなった。余りにも巨額なお札が乱発されたため、紙幣の価値が下がり、リスクヘッジとして金が買われている。

ドルの信用度は高いとはいえないが、ユーロからドルへの資金移動が顕著だ。欧州から資金が米ドル、米国債に向かい、金、銀の現物資産にシフトする。金は唯一の将来のインフレヘッジとみなされ今後も上昇が予想される。

金本位制がくずれて40年、経済が行きづまればお金を印刷、すなわち、財政赤字が増大する。お札が垂れ流された結果、より高いリターンを求めて世界中をかけめぐり、あちこちでブーム/バストを引き起こす。行き場のないお金が金、銀に向かうという構図だ。

米国は唯一の世界の基軸通貨としてドルの増刷を続ける。ドルにかわる通貨がないので、ドルの地位は揺るぎない。ユーロにはそれを支える強大な国家権力がない。金5千年の歴史、米にはドル200年の歴史と世界一の軍事力がある。その上、旧共産圏、中東もドル体制に組み込まれた。これも米が冷戦に勝利した産物といえるのか。米は財政、貿易の赤字を垂れ流したが、その結果としてドルが世界に流出し、新興国、特に中国の経済成長を助けた。

欧州の不透明感が続く限り、ドルやユーロが売られ、破綻懸念とは無縁な金に資金が流れ込む動きが続くだろう。今後、更に上値を追い、2200ドルを付ける可能性もあると予想される。

最大の金消費国である中国やインドは高インフレに悩まされており、資金が金に流れやすい状況が続く。新興国が外貨準備として年間500トン前後の金を購入しており、これが金価格の長期上昇トレンドを支える要因だ。

去年8月、中国が2.8兆円規模の米国債を売り越した。米ドルを売って何を買うのか。今まではユーロにシフトしていたが、欧州危機で円と金への分散運用を強めている。外貨準備としての金保有量は、2000年には400トンであったが現在は1200トンと3倍に増加。インド、中国の2カ国で年間金生産量2800トンの6割の買い占めだ。

金は短期的には乱高下を繰り返すが、長期的には右肩上がりのトレンドが続くと見られる。高値になると欧米の投資家が売りを出し、アジアの実需が押し目で買いを入れるというパターンだ。

数年後には日本の債務危機が世界の金価格を左右する時代が来るかもしれない。円の暴落には金保有は有効なリスクヘッジだと考えられる。

金は世界中どこでも売れ、ドルなどの通貨に替えられる。「世界に通用するおカネ」として普遍的な価値を持っており、株式、債券は“紙くず同然”になる得るリスクがあるが、金の価値がゼロになることはない。逆に永遠の輝きが増す安全資産というのが最大の魅力だ。

金投資のポイントは短期的には金のETF購入、長期的には金現物保有か金、資源物の投資信託での資産運用がお勧めといえる。

fraser_feb2012

Comments are closed.